腰痛が原因で保育士を退職したい!先輩たちの体験談は?

腰痛が原因で退職した保育士は次の仕事が見つかりづらい
腰痛が原因で退職してしまうことは、仕方のないことです。
健康がいちばん大切なので、体を壊してまで働き続ける必要はありません。
でも、実際に腰痛が原因で退職をすると次の仕事が見つかりづらいという事実もあります。
私も保育士を腰痛といじめが原因で辞めて、新しい仕事を探すために転職活動をしていました。
そのときに、面接で言われた意地悪な一言が今も忘れられません。
「保育士を辞めた理由が腰痛といじめってことは、事務員には腰の負担もいじめもないと思ってるということ?
事務員も1日中座りっぱなしだから腰に負担はかかるし、性別も年齢も幅広い人がいるからいじめや嫌がらせは
ありますよ?」
これを言われたときに、「じゃあ、体調不良や人間関係で仕事を辞めた人は、再就職するなってことなの?」
と思ってしまいました。私が自信に自信がない感じで面接に行ったこともよくなかったのかもしれませんが。
しかし、そのあとの会社の面接では「腰痛とはどの程度のものだったのですか?」とか「いじめとは具体的に
どういう内容だったのでしょうか?」など丁寧に聞いてもらえたので、具体的に説明できて事情を理解して
もらうことができました。
転職活動中の面接で「腰痛なんかで保育士を辞めたの?」という態度をとられないように、具体的に腰痛の
度合いを説明しましょう。
保育士を退職することになった腰痛の度合いを説明するとき
保育士を退職することになった腰痛の度合いを説明するときは、どうしたらいいのでしょうか?
ここからは、腰痛の説明の仕方を考えていきましょう。
面接で「腰痛はどれくらいの症状でしたか?」と丁寧に聞いてくれるところもあれば、「腰痛なんかで
辞めてしまったんですか?」と言いたげな態度をとってくるところもあります。
ですので、腰痛の度合いは具体的に説明をしましょう。
私の場合は、「子供を抱っこしようとして立ち上がったときにぎっくり腰になってしまいました。
しかし、それが就職してまだ半年だったのでコルセットを毎日つけて仕事をしていました。
それでも耐えられないことがあり、痛み止めを飲んでいましたが、耐えられず3年で退職いたしました」
ここまで説明をすれば、「コルセットを巻いたり、痛み止めを飲んだりするほどの腰痛だった」というのが
理解してもらえると思います。口で説明するのが苦手な人は事前にメモに書いていう練習をしておきましょう。
腰痛で退職すると次の職探しが大変
腰痛で退職することは悪いことではありませんが、そうなると次の職探しが大変です。
その理由は腰に負担がかかる仕事が意外と多いからです。
事務員もずっと座りっぱなしですし、販売員もたちっぱなし。受付なども基本的に座っている状態です。
ですので、腰に負担がかからない仕事はないと思ったほうがいいでしょう。そのため転職活動中の面接で
「腰痛が原因ということですが、わが社も腰に負担がかかりますよ」と言われてしまうことが考えられます。
ですので「腰痛はもう改善しています」とアピールすることも大切です。
また、辞めた理由よりも新しい仕事に就きたい理由のほうが大切になってくるので、なぜその仕事を選んだ
のかじっくり見つけなおしておきましょう。
私は事務員の友達に「事務員の仕事はパソコンが半分で、残りの半分は雑用。人と話さないでいいっていう
イメージがあるかもしれないけど、意外と会話力も必要だし、結構気を使う仕事だよ」と聞いていたから、
保育士の仕事と近い部分が多いと思ったことが志望動機でした。
保育士も子供の面倒半分、雑用半分で、人との会話がとても大切な仕事です。
教室全体を見回して、子供たちが怪我をしないか、目を配るところも事務員に生かせると思いました。
このことを話したことが採用の決め手になったかどうかはわかりませんが、面接では質問にどれだけ
具体的にこたえられるかが問われます。ですので、あいまいな答えになるのを避けて具体的に答えましょう。
退職する前に担当するクラスを変えてもらうなどの対策を
腰痛になった場合は無理をして保育士を続けるのはよくありません。
しかし、退職してしまうと職探しが大変になります。
そこで、退職する前に今の保育園で腰への負担が軽い3歳~4歳児のクラスに変えてもらえないか頼んで
みましょう。0歳児クラスだとおむつ替えや抱っこなどで腰に負担がかかってしまいます。
年齢の大きい子供たちのクラスなら、目線も高いですし、腰への負担が軽いです。
また、「先生、腰が悪いからあんまり抱き着いたりしないでね」と話せば理解してくれます。
保育士を辞めて転職を考えるよりも先に、クラスを映してもらえないか頼んでみましょう。
また、小規模な保育園へ転職するという方法もあります。
それなら保育士の経験を生かせるし、保育士専用サイトを使って転職活動をすることができますよ。
私も最初保育園を移ることを考えて、別の保育園に移りました。
しかし、結局腰が痛かったり人間関係がひどくて事務員になったのです。
一度別の保育園に行ったから、「もう保育士は無理」という結論が出ているので未練はありません。
保育士の仕事に未練を残さないためにも、一度別の保育園を経験してみてはいかがでしょうか?