園長の年収はどれくらい?保育士との差額や待遇の違いまとめ

保育士は年収が低いけど園長は高いのか
子供のころからあこがれていた保育士になると、その年収の低さに驚くと思います。
私も以前、保育士をしていたときに「国家資格が必要な仕事なのに給料少ない」とびっくりしました。
そして、気になってしまうのが主任や園長などの給料。
「重要なポジションについている人たちはどれくらいの給与をもらっているんだろう」と思いますよね?
私も保育士時代興味津々だったので、ここでは保育園の園長がいくらもらっているのか年収を調べました。
保育園の園長求人をみてみると、平均的な年収がわかります。
月給26万円~28万円という求人が多かったので、年収に換算すると312万円~336万円。
ただ保育園の規模によって違ってくるので、年収440万円という人もいれば、年収800万円という人もいます。
https://cfsb.jp/hoikusi-009/
私が以前勤務していた保育園は規模が小さかったから、園長は300万円代の年収だったと思います。
400万円代の年収は女性の給与水準としては高いですが、300万円代はあまり高いとは言えません。
それなのに責任が重い仕事をしているので、やはり重要なポジションについている人は大変ですね。
ちなみに保育士の平均年収は約323万円。園長になってもほとんど変わらない年収という人もいます。
責任だけが大きくなって、給与がほとんど変わらないというのはとてもつらいですね。
ただ自分の理想的な保育を実現できることと、仕事のやりがいがあるのでそれに魅力を感じて続けている人が
多いのではないでしょうか?
年収800万円の園長をやったことがある女性の体験談
園長というと「いい給料をもらっていて、ちょっとリッチな生活を送っている人」というイメージがあります。
しかし、実際には保育園の規模によって年収は全然違います。
保育士とほとんど変わらない年収しかもらっていない園長もいれば、保育士の倍以上もらっている園長も。
ある女性のブログには「以前保育園で園長をしていたときの給料について」、こんなことが書かれていました。
「私は以前保育園で園長をしていたのですが、月収が約50万円、年収は約800万円でした。
これを延長を辞めてから周りに行ったら『えー!すごーい!いいなー!』と羨ましがられるのですが、実際は
とても大変でした。
保育士たちの人間関係がとても悪くて、いじめを把握しつつ解決しようと声がけをしていても改善されません
でした。残業が普通の保育士よりも多いので園に泊まり込みをすることが月に1~2回はあって家族にも迷惑を
かけてしまいました。
https://cfsb.jp/hoikusi-016/
いちばん大変だったのは、園児の迎えのバスの運転手。
子供たちの送り迎えのバスは園長が運転するというシステムの保育園だったので、これがかなりのストレス
でした。保育園で預かっている子供たちのためにほとんど徹夜をすることがよくありました」
このように責任も大きいし、負担も大きいから年収もいいようです。
男性の園長の場合は人間関係に入れないことも
保育園の園長は女性が多いですが男性の園長もいます。
ある保育園では40代のイケメン園長が人気者になっているそうです。
園長というと50代、60代くらいの女性をイメージしますが、40代前半の若い園長もいます。
そしてイケメンということになれば保育士だけではなく、保護者、子供たちからも人気になります。
こうした名物園長の場合は、男性でも女性ばかりの人間関係にすんなり入っていけます。
しかし、イケメンで若い園長ばかりではありません。
ほとんどの男性園長は、女性ばかりの人間関係に入って行けず、保育士同士の人間関係でトラブルが起きても
蚊帳の外で把握さえできていない状態になっているようです。
私の友達が以前働いていた保育園の園長先生も男性で、完全に保育士同士の人間関係を把握できていないようです。
「いじめがひどいことになってるし、子供たちの前でも平気で先輩保育士が嫌味の言い合いしてるけど、園長は絶対
知らない」と友達が言っていました。
私が働いていた保育園では嫌がらせやいじめは主に洗濯スペースや職員用トイレなどのバックヤードでした。
教室で嫌味を言ったりしたら、園長にばれてクビになってしまうかもしれないからです。
男性園長の場合は園長業務はきちんとこなしていても、存在感がなくなってしまいやすいです。
きちんと保育士や子供たちに声がけをしたり、庭の手入れをしたりして、意識的に保育園のいろいろなところに
顔を出すようにしましょう。
認可保育園と認可外保育園では園長の年収に差額がある
同じ保育園の園長でも、認可保育園と認可外保育園の延長では年収に差額があります。
ですので、これから園長の求人を探す場合は認可保育園を選びましょう。
認可保育園の園長がもらえる年収は平均で600万円代です。
しかし、認可外保育園の園長はもらえる年収が300万円代の人もいます。
この差額は国からもらえる補助金の違いですね。
国や自治体に認可されている保育園なら補助金がもらえるから、年収は高くなります。
しかし、認可外保育園だと補助金をもらえないことが多いので、年収は低くなってしまうのです。
認可保育園の場合は、求人に必ず「認可保育園」と書かれているのでチェックしてみてください。”