困った イヤイヤ期 初めての反抗期|保育士で現役ママが語るアドバイス|WorkLife
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困った イヤイヤ期 初めての反抗期|保育士で現役ママが語るアドバイス

なると

イヤイヤ期にはどう対応する?楽に乗り越える心の持ちかたも紹介!

イヤイヤ期という言葉をよく耳にすると思います。「大変そう」「魔のイヤイヤ期」などの印象をもたれ、多くの人の悩みの種となっているようです。
疲れ果てているパパやママも多いでしょう。
私はイヤイヤ期の理由を知り、心持ちを変えると随分楽になりました。

少しでも楽にイヤイヤ期を乗り越えられるよう、一緒に頑張りましょう。

まずはイヤイヤ期を知ろう

今まで「子どもは純粋で可愛い」と感じていたのが、何を言っても「イヤ」と反抗的な態度を取られる時期のことを指します。
何でも「イヤ」「イヤ」と拒否され続けると腹が立ちます。
そこでまずイヤイヤ期について知ることが大事だと感じました。

動物のイメージ

イヤイヤ期は脳の発達の過程

イヤイヤ期は脳の発達の過程で起こるのです。考えたり判断したり感情を制御したりするのには、前頭前野が深く関係しています。幼児期にら発達は大変緩やかで、小学校に上がり8歳から15歳くらいまでに急激に発達すると言われています。小学生になって急にしっかりしたように感じるのはそのためなんですね。

イヤイヤ期の年齢と期間

子どもが成長していき、自己主張が強くなる2歳前後のことを指します。個人差があり、早くて6ヶ月頃から兆候が見られることもあります。
言葉が出てくる3歳頃にはなぜ嫌なのかを話せるようになり、イヤイヤ期も落ち着いてくるようです。イヤイヤ期は長くは続かないと思えば少しは楽になります。

イヤイヤ期の3つの対応

1、2歳児の保育室でのイヤイヤ期はよく見られます。初めは「ママがいい!」と泣きはじめ、抱っこしても泣き止みません。
抱っこすら拒まれることもあるのです。トイレに行くのも「イヤ!」帽子をかぶるのも「イヤ!」と言われて困り果てることもしょっちゅうあります。
そんな時に効果があった対処法ベスト3を紹介します。

1 ひたすら話を聞く

まずは話を聞いてみます。何が嫌なのか、答えてくれることは少ないです。何で泣いているのか分からなくなり、「ママがいー!」そればかりが返ってくるのです。
しかし、「ママがいいよねー!」と返事することで、気持ちを分かってくれた、味方になってくれたと感じて泣き止みます。
「ママはお仕事」などと答えると余計に泣いてしまいます。気持ちを受け入れるって大事なんですね。

2 気分転換にお散歩をする

何を言っても拒否される中、「外に行く?」「お散歩する?」など、この場から離れることに関しては反応してくれます。
「お散歩行くから泣き止んで」と言うと不思議とにこにこになるのです。
涙を一生懸命に堪えようとする姿は可愛いですよ。しかし、お散歩から帰ってくると泣くこともあるので、またひとまずお散歩に行きます。お腹が空く頃に帰るのがベストです。「帰ろうか」ではなく、「ご飯食べよう」「おやつ食べよう」の方が気持ちを切り替えやすいようです。

3 年上の子に助けを求める

イヤイヤと泣き喚いている中、おもちゃを差し出したり遊びに誘ったりなどを大人や、同年齢の子が何かをしようとすると、返って逆上されることが多かったです。
そこで、年上のお兄さんお姉さんに助けを求めました。優しく「どうしたの?」「ここ痛いの?」などと尋ねてくれます。
本人は不思議とうん、うんと頷き話を聞くのです。会話は成りっていないように感じますが、何か通じるものがあるのですね。
そのままトイレに誘ってもらったりご飯を食べさせてもらったりすると、とてもスムーズでした。

赤ちゃんの画像

イヤイヤ期に対面した時の3つの心の持ちかた

「イヤイヤ期は怖いな」「どう対応しよう」と思っていても仕方がありません。
心持ちを変えると楽になります。どういう風に変えたのか具体的に紹介します。

イヤイヤ期の後の成長を楽しみにする

イヤイヤ期はずっと続くものではないのです。イヤイヤ期が終わると、ぐっとお兄さんお姉さんになります。
逆に「イヤイヤ期は今しかない」と思うと、後で本人に伝える楽しみにもなります。

辛くなったら助けを求める

一人で抱え込んでしまうとストレスがたまります。「迷惑をかけるから」と、人に頼るのを拒んでいましたが、それはそれで恩返しをすればいいのです。
頼れる誰かがいると思えることで随分楽になります。

発達の過程だと割り切る

自我が芽生えても、脳が発達していないので我慢ができなくて当然なのです。大人でも、できないことを強要されたってできません。
「今はできない」「無理だ」と割り切ると大人の対応がしやすくなります。

赤ちゃん

まとめ イヤイヤ期を無理せず乗り越えよう

イヤイヤ期は成長の過程だと分かってはいても、対応には本当に悩みます。「今だけ」と割り切って、時には美味しいデザートを食べて一息つくのはよいものです。
しかし、初めは小さなお菓子だったのが次第にケーキ、シュークリームとカロリーの大きな物に変わっていくのは悩みの種になります。
そして、いつの間にか美味しいケーキ屋さんを探すようになり、気がつけばいつの間にかイヤイヤ期も終わっていました。

記事執筆の責任者
なると(Naruto)
なると(Naruto)
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主にECサイトのデザイン・構築の傍、小説の執筆などを行なっています。
女性スタッフと連携しているので、男女での視点の違いなどを重視して、執筆や納品作業などを行なっています。
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