調布市商工会青年部 第19代部長 高橋 陽介

 今年度より調布市商工会青年部第 19 代部長に就任致しました高橋陽介です。

 まず初めに多くの諸先輩方により受け継がれてきた歴史ある商工会青年部「部長」の任をお受けできたことを心より感謝致します。

 私が部長となりまず初めにお伝えしたいことは、仕事ではない青年部活動を行う意味(価値)とは何か、これを明確にすることです。それは一人では成しえない、自己成長や多様な人脈の構築、更には組織を知る事ができ、自分が育った地域への貢献も行えることです。本当に忙しい中、なぜ貴重な時間を割いてまで青年部活動を行うのか、それは仕事や私生活では得られないこの人生の付加価値を手に入れることができるからです。分からないからやらないのではなく、まず自分からその価値を探しにいって下さい。そうすればその思いに十分答えてくれるだけの土壌が青年部にはあります。

 次に私は部長として掲げたい青年部のスローガンに「感謝」を選びました。これは元々私自身のスローガンでもあります。感謝なくして人は人として完成しません。故に感謝とは教育(知恵)の結実であると思います。今の自分を育ててくれた親や街にも感謝しています。そして今の仕事ができていること、この青年部活動をさせてくれている会社や家族の理解にも感謝しています。また自分の人生を作り上げて頂いた学校や出会った人々にも感謝しかありません。青年部の皆様には是非感謝の気持ちをもって人と接して頂きたいです。そうすればもし何か物事に失敗したとしても後悔はしないと思います。そしてその先の成長へと繋げられるはずです。

 現在、青年部員は減少傾向にあり、今まで通りの活動自体を継続していくことが、徐々に難しい状況に追い込まれています。確かに人が減れば一人が負う事業負担は増えてしまいますが、青年部の活動は仕事や家庭を犠牲にしてまでする必要はありません。私は部長として今の部員一人一人の仕事や家庭をしっかりと守りながら、人生のプラスとなる財産を青年部で見つけてもらいたいと思っています。それには単に事業の選択と集中をするだけでなく、社会情勢や展望を考慮しつつ守るべき伝統を維持しながら、新しい事にチャレンジする心を持つ必要があります。まさに温故知新が実になる事業の根幹にあると信じています。

 最後に現在の社会情勢は新型コロナウイルスの感染拡大により、想像を絶するほどの厳しさをみせてきました。本来であればオリンピックイヤーとなり、世界中が日本へその思いを注ぐ輝かしい年になるはずでした。しかしながら、平穏な日々では当たり前で見過ごしてしまいそうな本当に大事なことを、この厳しい中だからこそ気が付かされました。私は青年部活動が著しく制約されている中で、確かに仕事や家庭には大きな影響はでていませんが、青年部活動が無いことによって、人生をより豊かにする大事な物が得られないことも知りました。今こそ青年部の存在する意味を、自分が何を青年部から生み出し得ることができるのかを今一度考える時でもあります。

 部長となりこの思いを部員一人一人に伝えられることを感謝すると共に、これをお読み頂いた全ての方への感謝の気持ちを込めまして部長挨拶とさせて頂きます。

2020年4月21日
調布市商工会青年部
第 19 代部長高橋陽介